ドクの画像倶楽部

テキトーに撮った画像をテキトーに貼りマス

京都 西・東 (西編)


着物を着ておるが(見よ この足の運び)
清の国が放った間者に間違いない

間者を撒くため南禅寺は蹴上から地下の早籠に飛び乗り
嵐籠に乗り換え嵐山で籠を下りた
この季節の京を地上乗り合い籠を利用するのは他領からの
田舎藩士だけである


日も暮れようとしているのに三脚一脚禁止令が
出されておる常寂光寺(迷ったが入った)
東の紅葉もイマイチ、嵐山いち美しいと思われた
当寺院であるがココも例年の美しさはない
大陸からの物見遊山客で小倉の街道に竹林は
ごったがえし拙者の足をもってしても歩行困難であった
「静寂閑雅」

「秋彩」

朝廷からの市中見回りを隠密裏に致せという
密命を拝した蚊亜津守毒侘介(カーツのかみドクたのスケ)
静寂の庭でいっときの安穏を覚えるヒマなく
またもや清の国が放った間者2名と遭遇したのである
(通信システムを使用中か)


(注;敵をあざむくための変装中)
うしろは同僚のまつダ。